プライマリーケアとは?
2017.06.23
「プライマリーケア(primary care)」という言葉、聞いたことはありますか?
「大きな病院での専門医療に対して、
ふだんから何でも診てくれ相談にも乗ってくれる身近な医師(主に開業医)による、
総合的な医療」
国立国語研究所の「『病院の言葉』を分かりやすくする提案」では、このように定義されています。
「primary」にはいくつかの意味がありますが、「プライマリーケア」の「プライマリー」は、「最初の」という意味合いです。
風邪を引いた、急に体調が悪くなった、痛みが引かない……など、心身の具合が悪くなったときにまずかかる医療が、プライマリーケアです。
体調を崩したとき、健康や病気に対する不安を抱えているとき、まずはどういう医師に診てもらいたいですか?
・かかりやすい
・医師との人間関係を築きやすい
・他の医療機関や介護・福祉などとうまく連携している
・なんでも相談にのってくれる
・地域全体の健康を守っている
良質なプライマリーケア医の条件に関する研究を行ってきた「日本におけるプライマリ・ケア質評価指標開発研究班」は、プライマリーケアの特徴として上記の5つを挙げています。
身近にあって、しっかり話を聞いてくれて、幅広い健康上の悩みに答えてくれること。
たしかに、プライマリーケアに欠かせない条件です。
ただ、患者さんとしては、さらに、気になる症状や病気に関して専門性も持っていてほしいと思うのではないでしょうか?
メディカルプライム高輪は、モール内に複数のクリニックが入っています。
それぞれ異なる専門性を持った医師が一人ひとりの患者さんと向き合って治療を行いながら、必要に応じて他のクリニックの医師、あるいは近隣の病院とも連携を取ります。
体調を崩された方、健康上の悩みを抱えた方(=プライマリーケアを必要とされる方)に、常に安心してかかっていただける存在でありたいと思っています。